試験の概要
ホットフラッシュは、閉経を迎えた女性が医師の診察を受ける最も一般的な症状です。ホットフラッシュの治療には、ホルモン補充療法が最も多く処方されます。しかし、ホルモン補充療法はすべての女性に使えるわけではなく、また、必要なだけ長く使用できないことがあります。研究者たちは、ホットフラッシュを治療するほかの方法を見つけたいと考えています。フェゾリネタントは、閉経を迎えた女性のホットフラッシュを治療するための薬で、米国で承認されています。アジアを含む他の地域で使用できるようになるためには、更なる試験が必要です。この治験は、フェゾリネタントが閉経を迎えた日本人女性のホットフラッシュの回数を減らすのに役立つかどうかを確認するために行われます。この治験への参加を希望される女性には、ホットフラッシュを記録するためのアプリ付き電子端末が提供されます。ご自身のスマートフォンでアプリを使用することもできます。どの薬を服用していただくか決める前に、ホットフラッシュに関する情報を記録していただきます。参加される女性には、フェゾリネタントの低用量または高用量、若しくはプラセボのいずれかを服用していただきます。どの薬を服用していただくことになるかは、偶発的に決められます。プラセボはフェゾリネタントと似た外見をしていますが、薬の成分が入っていません。参加される女性には、治験薬(フェゾリネタントの低用量または高用量、若しくはプラセボ)2錠を1日1回、最長で12週間服用していただきます。フェゾリネタントの低用量または高用量1錠とプラセボ1錠、若しくはプラセボ2錠を服用していただくことになります。そして、ホットフラッシュに関する情報を電子端末またはスマートフォンに継続して記録していただきます。治験期間中、参加される女性には、数回治験実施施設に来院していただきます。来院時に、健康上の問題があったかを尋ねられます。また、施設にある電子端末を使用して、ホットフラッシュが日常生活にどのような影響を与えているか質問に回答していただきます。そのほかの検査として、身体検査、バイタルサイン(体温、血圧、脈拍数)の測定を行います。臨床検査のために採血と採尿も行います。来院していただく日によっては、心電図検査を行い心臓のリズムを確認します。子宮を有する女性では、経膣超音波検査と呼ばれる検査も実施します。プローブを膣内に静かに挿入し、超音波により骨盤内の臓器の画像を作成します。これにより、治験担当医師は子宮と周囲の臓器をより詳しく調べることができます。最後の来院は、参加される女性が治験薬(フェゾリネタントの低用量または高用量1錠とプラセボ1錠、若しくはプラセボ2錠)を最後に服用されてから3週間後となります。
詳しい情報の入手
閉経を迎えた日本人女性において、フェゾリネタントがホットフラッシュの軽減に役立つかどうかを確認するための試験の参加者を募集している治験実施医療機関について詳細情報をご希望ですか?右側のフォームに必要事項を入力の上お問合せください。担当者が対応いたします。
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よくあるご質問
一部の臨床試験は進行がんを対象としていますが、さまざまな病期の患者さんが参加できる臨床試験も数多くあります。それぞれの試験には一定の参加条件があります。たとえば特定の年齢層や腫瘍の種類の患者さんだけが参加できる場合もあります。
臨床試験によっては、現在受けている治療を続けたまま参加できる場合もあれば、一時的に中止しなければならない場合もあります。もし治験薬で効果がみられなかった場合でも、通常は元の治療を再開することができます。
がんの臨床試験でプラセボが使われるのは、特定のがんに利用できる治療が存在しない場合に限られ、治験薬とプラセボを比較するためにだけ使用されます。ただし、がんの臨床試験でプラセボが使われることはまれで、多くの場合は「標準治療」と呼ばれる最も有効とされる治療が提供されます。
担当医が、あなたに利用可能な臨床試験の機会をすべて把握していない場合があります。気になる臨床試験があった場合は、ぜひ担当医や他の医療提供者にご相談ください。あなたに合った臨床試験かどうかを、一緒に判断することができます。このウェブサイトで選択肢が見つからない場合は、公的な治験情報登録サイト(例: ClinicalTrials.gov )をご覧になり、現在募集中の臨床試験を探してみることをお勧めいたします。


