
人を対象とした臨床試験を始める前に、治験依頼者はまず、研究室で細胞や動物を対象に、開発中の治療を研究します。これらの研究は、非臨床試験と呼ばれます。治験依頼者は、 規制当局 から承認を得て初めて、開発中の治療を人を対象に研究することができます。規制当局は非臨床試験の結果を確認するとともに、開発中の治療についての治験依頼者の計画を審査して、臨床試験を開始することが適切かどうかを判断します。
臨床試験を実施することにより、治験依頼者は、開発中の治療が安全で、特定の病状のある患者さんにどの程度効果があるかについて調べます。開発中の治療が承認されて使用できるようになるには、複数の臨床試験を実施する必要があります。
臨床試験により、疾患の治療や診断だけでなく、疾患の予防のための新しい方法を見つけることができます。また、臨床試験により、疾患の「リスク要因」を見つけることができます。例えば、人が特定の疾患にかかる可能性を高くすると思われる遺伝的変化や生活習慣を特定します。一部の国では、臨床試験を「治験」と呼ぶことがあります。

人を対象とした臨床試験を始める前に、治験依頼者はまず、研究室で細胞や動物を対象に、開発中の治療を研究します。これらの研究は、非臨床試験と呼ばれます。治験依頼者は、 規制当局 から承認を得て初めて、開発中の治療を人を対象に研究することができます。規制当局は非臨床試験の結果を確認するとともに、開発中の治療についての治験依頼者の計画を審査して、臨床試験を開始することが適切かどうかを判断します。
臨床試験は、「相」と呼ばれる複数の段階ごとに実施されます。それぞれの相にはそれぞれ異なる目的があり、治験依頼者が、各段階で開発中の治療についての具体的な疑問に答える助けとなります。臨床試験の段階が進むごとに、治験依頼者は開発中の治療がある病状や疾患を治療するうえで、どの程度安全で効果的かについて知ることができます。
臨床試験への参加はあなたが自由に決めることができます。参加を決める前に、考えるべき多くの事柄があります。参加の手順や参加を決めた後の流れについて確認しましょう。
臨床試験への参加に関わる事前確認のことをプレスクリーニングと呼び、治験スタッフから、臨床試験についてご説明の上、その臨床試験がご自身に適切かどうかをご確認いただきます。治験スタッフが臨床試験の参加による治療や健康状態への影響について説明を行うとともに、臨床試験への参加があなたにとって適しているかどうかを、一緒に決めることができます。また、参加するにあたり何が求められるか、どのくらいの時間がかかるかについて、スタッフに質問をする良い機会でもあります。また、スタッフは、臨床試験に参加することで、あなたの疾患や病状に対する他の治療法に影響があるかどうかをご説明します。
参加に適格と判断され、 あなたが臨床試験に参加すると決めた場合、同意説明文書と呼ばれる文書に署名する必要があります 。. この文書には臨床試験の内容、想定されるリスクとベネフィット、ならびに参加にあたって必要な事項が記載されています。同意説明文書の内容をご理解の上、臨床試験への参加に同意されたことの記録として、この文書にご署名をいただきます。なお、署名後も、いつでも臨床試験への参加をやめることができます。
治験スタッフがあなたの病歴を確認し、身体検査をはじめとした検査を受けていただき、あなたが参加できるかを確認します。あなたの身長、体重、体温、血圧を測ります。また、採血、採尿をすることもあります。場合によっては、CTスキャンやMRIスキャンなど、他の検査を受けることもあります。これは臨床試験により異なります。
あなたが参加の基準を満たしており、参加を決めた場合、臨床試験に参加することができます。臨床試験中のご来院頻度や、気を付けていただく点について、治験スタッフから説明を受けていただきます。持ち帰り用の指示書が渡される場合もあります。
臨床試験中は、数日から数週間、または数か月ごとなど、定期的に治験実施医療機関にご来院いただきます。来院は、診療所・医院/クリニック・病院、または、場合によっては自宅でも実施される場合があります。一部の臨床試験では、遠隔医療を通じたバーチャル来院が実施されることがあります 。 . これらの来院では、治療や検査を受けていただきます。あなたの体調や治療の効果の程度を調べるために、質問票(アンケート)に答えたり、他の課題に取り組む必要がある場合もあります。ご自宅で実施・記録いただくことにご協力をお願いする場合もあります。また、健康状態に変化がないか、新たな症状がないかについてお尋ねします。これを、 有害事象または副作用と言います。 あなたの健康状態または症状に現れた変化は、あなたや医療チームが、開発中の治療が原因で発生した変化かどうかわからない場合でも、すべて記録する必要があります。
臨床試験を最後まで完了した場合や、臨床試験を途中でとりやめられた際には、臨床試験終了時の健康状態を確認するための検査などにご協力いただきます。参加の終了時点は、各臨床試験で異なります。臨床試験によっては、すべての治験治療が終わった後も、何度か来院いただく必要がある場合があります。また、治験チームがあなたの調子について聞くためにお電話することもあります。そうすることで、治験依頼者はあなたの状況を把握できるほか、新たな医学的問題がないかどうかを確かめることができます。
臨床試験への参加に関わる事前確認のことをプレスクリーニングと呼び、治験スタッフから、臨床試験についてご説明の上、その臨床試験がご自身に適切かどうかをご確認いただきます。治験スタッフが臨床試験の参加による治療や健康状態への影響について説明を行うとともに、臨床試験への参加があなたにとって適しているかどうかを、一緒に決めることができます。また、参加するにあたり何が求められるか、どのくらいの時間がかかるかについて、スタッフに質問をする良い機会でもあります。また、スタッフは、臨床試験に参加することで、あなたの疾患や病状に対する他の治療法に影響があるかどうかをご説明します。
以下のボタンから、アステラスの臨床試験を検索いただけます。